ご詠歌
ご詠歌 今の若い方はこの言葉を聞いてもわからない方の方が多いかと思います。
私もその一人なのですが。。。。
佐渡には、古い風習が残っており、その一つに5人組というのがあります。
詳しいことはよくわからないのですが、お葬式などの時にお手伝いをしてくれると、聞いております。
多分、できた当初はもっと幅広かったのかもしれませんが。。。。
今は受け継ぐ人も少なくなってしまったり、そういう古い習慣になかなか馴染みにくい世の中になっ
てしまった為か、5人組というのを現役でやってらっしゃる地方も少なくなってきてるのだと思いま
す。
私も、佐渡に住んでいない事で、お葬式などの際にお手伝いに行けないなどの理由で、
母が他界したときに、5人組を抜けさせていただいたのです。
誰かが亡くなると 5人組の方達が来て、ご詠歌というのを歌ってくれます。
祖父、祖母、父親の時も来てくれて、鐘をチンチン鳴らしながら歌ってくれました。
歌の調子が、物悲しい感じもあるし、遠い昔を思い起こさせるような、、そんな節回しの歌だと記憶
してます。
今思えば、母のお葬式を5人組の一員として、執り行えば良かったな~~と後悔しております。
祖母が亡くなって、母が5人組に加わるようになったのです。
抵抗はあったようなのですが、暗黙の了解の如く、入らざるを得ない様うな状況だったのでしょう。
亡くなる2か月前も、体調が悪いにもかかわらず、お葬式のお手伝いに行っていたようです。
もちろんご詠歌も歌ったのでしょう。
後悔というのは、母のお葬式の時にご詠歌を聞かせてあげたかったな~
むしろ母は聞きたかったんじゃないかなとか色々考えてしまいます。
5人組とか面倒くさそう~~とか思ってました。
今でも思ってます。。
が、
こういった古い風習を次の世代に伝えるのって、私たちの役目なんじゃないかなと。
決して
「みんな 五人組入ろうよ! 入らないとダメだよ」みたいな感じではなく、
こういう感じで助け合ってた時代もあったんだよ~~みたいな感じで
伝えていく事も大切なんじゃないかと。
抜けなければよかったな~~5人組。
離れててもできる事あったんじゃないかな~~とか考えてしまいます。
ちなみに隣組というのも存在してます。
うちも多分入っていると思います。
父親の代で引っ越してしまって、隣組ではなくなったわけなんですが、
抜けたとも聞いてないので。
ご詠歌 練習したかったな。。。。
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